幼なじみと付き合った場合。
「なんかさ、ホストが客のこと“姫”って呼んでたらしーよ?
今度俺も、彩花のこと姫って呼んでもいい?」
……へっ、そんなこと!?
一気に気が抜けたものの、姫って言葉自体ちょっと……いやいや、かなり恥ずかしい。
あの空間で、しかも伊織のあの出で立ちで言われたからまだよかったものの、
素で朝野くんに言われるのって
……どうだろう。
真剣に考えてる間に、あたしはノーコメントの状態になってたみたいで、朝野くんの眉がフッと下がる。
「ハハ、ちょっと言ってみただけ。じゃ…また明日」
そう言うと、朝野くんはサッサと帰ってしまった。
……しまった、あたし。
もしかして、朝野くんを傷付けた?
実は……今のセリフを言うために、ずっと会話を引っ張ってきたのかもしれないのに……。
今度俺も、彩花のこと姫って呼んでもいい?」
……へっ、そんなこと!?
一気に気が抜けたものの、姫って言葉自体ちょっと……いやいや、かなり恥ずかしい。
あの空間で、しかも伊織のあの出で立ちで言われたからまだよかったものの、
素で朝野くんに言われるのって
……どうだろう。
真剣に考えてる間に、あたしはノーコメントの状態になってたみたいで、朝野くんの眉がフッと下がる。
「ハハ、ちょっと言ってみただけ。じゃ…また明日」
そう言うと、朝野くんはサッサと帰ってしまった。
……しまった、あたし。
もしかして、朝野くんを傷付けた?
実は……今のセリフを言うために、ずっと会話を引っ張ってきたのかもしれないのに……。