幼なじみと付き合った場合。
リビングに戻ったら、まだ同じ格好で彩花が座っていた。




……なんだ、コイツ。




帰れなくて拗ねてんのか?




俺に送って欲しいなら、そー言えばいいのに……。




敢えて話しかけることもせず、そのままリビングを出ようとした。




そしたら、彩花の声が聞こえてきた。















「も……もう行っちゃうの!?」




行くなって言われたら、その場に留まってしまいそうだ。




俺は彩花をチラリと見て、不敵な笑みを浮かべた。




「お前さぁ……もしかして、雷怖い?」







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