幼なじみと付き合った場合。
「おい、お前!他人事みたいな顔してんじゃねーぞ?お前も考えろよ」


凄みをきかせて、俺をニラむその目がマジヤバい。


そんなことを考えていたからか、思いっきり頭を叩かれた。


「シャキッとしろよ!!」


「痛ぇっ!!考えてますってば!!」


「ウソつけ」


完全に見破られてるしー。







「なんならさ。合鍵やるから、母ちゃん帰ってくるまで俺んちにいてもいーぞ?」


島岡さんがそう言うのを聞いて、松本は首を思いっきり横に振った。


「そんなことできないよ……島岡さんに迷惑がかかる……」


「ウチはいいけどな」


「彼女……に見られたりしたら、よくないし……」


松本は困ったような視線を、島岡さんに向けてる。


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