幼なじみと付き合った場合。
「なんなの?あたしのこと束縛して…ホント怖いんだけど!
朝野くんとなんでもないのに、そんな風にいちいち干渉されたら気分悪いよ。
あたし…これからずっと伊織に毎回問い詰められると思うと…息が詰まる!」
切羽詰まったからか、思いついたことをとりあえずまくし立てた。
そしたら返事が返ってこない。
……うわ、もしかして一気に布団剥がされたりするのかな。
手に掴んでる布団を、さらにギュッと握り締めて構えてると……やっと、伊織の声が聞こえてきた。
「あー、そーかよ……。俺といると、窒息しそうってことかよ」
そうじゃないけど……。
「もっと加減してよ……」
「わかんねーよ……俺、お前のことになると…わけわかんなくなる。
頭冷やすわ……じゃーな」
あれっ、案外アッサリ引きさがるんだ?
布団からすぐに顔を出したんだけど、
そのときにはもう、伊織はあたしの部屋からいなくなっていた……。
朝野くんとなんでもないのに、そんな風にいちいち干渉されたら気分悪いよ。
あたし…これからずっと伊織に毎回問い詰められると思うと…息が詰まる!」
切羽詰まったからか、思いついたことをとりあえずまくし立てた。
そしたら返事が返ってこない。
……うわ、もしかして一気に布団剥がされたりするのかな。
手に掴んでる布団を、さらにギュッと握り締めて構えてると……やっと、伊織の声が聞こえてきた。
「あー、そーかよ……。俺といると、窒息しそうってことかよ」
そうじゃないけど……。
「もっと加減してよ……」
「わかんねーよ……俺、お前のことになると…わけわかんなくなる。
頭冷やすわ……じゃーな」
あれっ、案外アッサリ引きさがるんだ?
布団からすぐに顔を出したんだけど、
そのときにはもう、伊織はあたしの部屋からいなくなっていた……。