幼なじみと付き合った場合。
俺たち、もーダメかも*伊織side
~伊織side~
「おっ、やけ食いか?カツ丼に、焼きそばパンに、ヨーグルト!」
学食で飯食ってたら、小菅がからかうように俺に肩を組んできた。
なんの事情も知らない上月は、シレッとして俺らの方を見てる。
「普通のチョイスだろーが!なんで俺がやけ食いする必要があんだよ……」
小菅は、今朝のやり取りをしっかり見てたからな。
別に止めに入るでもないし、後で彩花にフォローもなにもしてくれてないはず。
こーいう、野次馬根性を持ってるだけのヤツは、かなりウザい。
「やーっぱさ、越野はお前と合わないんじゃないか?」
「うるせーな」
俺が一番わかってることを、他人に指摘されたくない。
「お前は束縛したいんだろ?越野って、なんか自由人~。
見かけによらず、チャラいのはあっちだったりして……」
「彩花はチャラくねーから。だいたいだな……見かけによらないのは、朝野の方で……」
「おっ、やけ食いか?カツ丼に、焼きそばパンに、ヨーグルト!」
学食で飯食ってたら、小菅がからかうように俺に肩を組んできた。
なんの事情も知らない上月は、シレッとして俺らの方を見てる。
「普通のチョイスだろーが!なんで俺がやけ食いする必要があんだよ……」
小菅は、今朝のやり取りをしっかり見てたからな。
別に止めに入るでもないし、後で彩花にフォローもなにもしてくれてないはず。
こーいう、野次馬根性を持ってるだけのヤツは、かなりウザい。
「やーっぱさ、越野はお前と合わないんじゃないか?」
「うるせーな」
俺が一番わかってることを、他人に指摘されたくない。
「お前は束縛したいんだろ?越野って、なんか自由人~。
見かけによらず、チャラいのはあっちだったりして……」
「彩花はチャラくねーから。だいたいだな……見かけによらないのは、朝野の方で……」