幼なじみと付き合った場合。
「彩花~、お待たせ」



時間ちょうどにお母さんがやってきた。



「待ってないよ~。アロマサロンまで1駅だから、すぐだし」



「そうね。電車ももう来るころね」



そんな会話をしながら、切符を買って改札を通る。



電車に乗って一駅のところに、お目当てのアロマサロンの入っている大きなビルがあった。



7、8階がアロマサロンで、あたしたちは受付のある7階でエレベーターを降りた。









フロアにおりたったとたん、ラベンダーかなにかのいい匂いに包まれる。



「うわぁ~、癒される~」



「彩花、疲れてないくせに!」



「えーっ、毎日学校に行って疲れてるんだってばー!」



「フフ、そうなの?じゃあ今日は好きなコース受けていいわよ」



「えっ!?ホントに!?」






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