結婚、結婚してください!
「…夜中、旭と一緒にロッジに帰ってビックリよ。思わず叫ぶとこだったわ」
えっ?
叫ぶほどのことなんてあったっけ?
「瑠璃と大樹くんが同じ布団で寝てたら…叫びそうになるわよ」
あーーー…
大樹め、私が寝付いてすぐに潜り込んできたんだな?
「………で、瑠璃、シたの?」
「っはぁぁあ?!!シない!ヤらない!なんもない!!」
全力で否定
何もしてないもん
私はまだ純潔乙女だもん
「じゃぁ…なんで?」
亜衣からの疑いの視線が刺さる
本当なのに…
「…それは―――」
とりあえず、昨日の出来事を簡単に亜衣に説明をした