結婚、結婚してください!
「あれ?旭どーしたの?」
頭を抱えて悶える旭に気付いた亜衣ちゃんが首を傾げる
でも、旭は答えられない
答えられるわけがないよね?
だから、代わりに俺が答えてあげる
「旭は今…悶えてるんだよ?」
「へ?なんで?どっか打ったの?」
「違う違う。亜衣ちゃんの姿に悶えてるの」
「え…?」
「…ね?旭?」
…あれ?
無反応?
ってゆうか、顔赤い…?
「うわぁ…もうダメ…ちょっと、歩いて来る」
どうやら恥ずかしすぎてギブアップらしい
フラりと立ち上がり人混みの方へと歩いて行った