結婚、結婚してください!
亜衣が居なくなった音楽室
必然的に大樹と2人っきり…
「で?瑠璃は、どーして避けてるの?」
耳元で囁く大樹の声にビクッとなる
吐息がかかって…ドキドキする…
「…言わなきゃ…ダメ?」
「……もしかして、俺のこと意識してる?」
大樹の言葉にビクッと反応する体
ぎゅっと抱き締めている大樹にも伝わったハズ…
「…………。」
「否定しないんだ。ってことは、そーゆうこと?」
大樹の腕に力がこもる
抱き締められる腕の強さが上がる
「っーー!瑠璃、可愛い!!」
「く…苦し…」
「あ、ごめん。つい、嬉しくて」
強まった腕の強さが弱まる
危うく、圧死するとこだった