結婚、結婚してください!

「いーなぁ…」


大樹がテーブルに突っ伏す
纏うオーラはブルー


「俺も…ちゅーしたい」


そう言って視線をこちらに向けてくる大樹

わ、私に言ってるの?
え?し、しないよ?!


「瑠璃ぃ…ちゅー…」

「…しないよ?」

「…ほっぺでいいから、ちゅー!」


我が儘、駄々っ子になった大樹

ほっぺにちゅーでも、私にしてみれば恥ずかしいことには変わりない

だって、ここ最近の私は…
大樹を"一人の男"として意識し始めてる

そんな男に迫られたら…
心臓壊れちゃうよ…

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