龍鬼と私。
………所詮、女には変わりなかった。
レディースだろうが、弱すぎる。
まぁ、人数も人数だし、こっちも無傷とまではいかなかったけど。





「チッ、話出来んのかよ、そんな状態で。」




私がレディースの頭に言う。





薄ら笑いし、話始めた。








_________家に着き私はまた考えた。






“うちはね、俊くんの彼女になるべき女なのよ、どっから来たのかわかんねーよーなオマエが来るまでは!”






………は?





“レディースにも入っていないオマエが、一緒にいることで少なからずリスク背負ってる彼等がわかんねーのか?(笑)オマエがいくら強くても狙われるをんだから、龍鬼がそのたびに巻き込まれんだよ。”







全然考えもしなかった。
私はいつのまにか、楽しく平然と過ごしてきた。






< 100 / 180 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop