龍鬼と私。
「ってーな!!!………何。」




「何。っじゃねーよ、オマエの顔がムカツクんだよ。普通焦るだろうが。」




呆れ顔をする男。





「私、もう奴等と関係ないから。無断で、切った。」





「で?奴等は絶対来るぜ?必死に探し回ってるらしいからな。それに、オマエ自身ホントに捨てきれてねーだろ。そんな辛そうな面してよ。」





そう言い、出て行った。





男の言葉が響く。
辛そうな面なんか……してねーよ………。





< 111 / 180 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop