龍鬼と私。
「っち、」




血を口から吐き舌打ちをし、立ち上がる俊。




私のことなんか放っといて、さっさとみんなで殺ればィィのに!
みんな優しすぎるんだよ…集まったみたいのために…。
殴られても蹴られても構わないのに、なんで動かないの…………みてるのが辛いよ。







三人相手に俊が殺り合う。





そのうちに、一人がモロに殴ったのが入ってぶっ飛んだ。







ガン!!!!!!カランカラカラカラン…。






鉄パイプの山に飛ばされたため、崩れ落ちてきた。







その瞬間に、省吾が口を開く。






「てめーら、何してんだ!俺を怒らすな。殺すぞ。」






ドスの効いた声で響く。







残りの二人が青冷めた顔で、俊に向かって行く。








見るに耐えかねなくなったのか、私を引きずり俊達の元へ向かった次の瞬間…信じられない行動を起こした省吾。






ドカ!ドス!バコ!





俊の相手をしてた二人をぶっ飛ばし、二人は倒れ込んだまま動かなかった。








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