龍鬼と私。
「いや、謝らないで♪そういうつもりで言ったんじゃないから。大丈夫、次はこんなことないようにするから!」





「ありがとう…私も気を付ける。おやすみ。」






そう言って、運転手の人と楓を見送り、家に入った。






家に入り、一人考えた。






族なのに、正義感……。






今までそんなこと思う族の人なんて、居ないと思ってただけに、驚いてるのが正直。





龍鬼はホントに族と言うものなのか分からなくなる。
これがホントの族のあり方だとしたら…私は彼らをどれだけ傷付けただろう。







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