龍鬼と私。
「俺達に見向きもしてくんねーよ、あの子。」



「へぇー。珍しい事もあるじゃん。」





今度は双子の弟蒼空が言う。





「つーか、この学校にいるんだから、どこかのレディースか?」





「いや、俺見たことないよ。」





亮汰の言葉に楓が答えた。
更に続けて楓が話す。





「もしかすると、“あの2人”じゃない?」





その言葉にやっと反応する俊。





「あれがか?」




「多分ね。レディースなら俺分かんない事ないし。」





「だよな。」







そして5人は教室へ向かった。







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