龍鬼と私。
説明後…




「そうだったんだ。……無理もないさ、俺も唯奈ちゃんが引っ越してから訳を親から聞いたんだ。」



………沈黙する病室。







「とりあえず、…俺らの病室で話しないか?」





亮汰が言う。






「わかった。行こうか。」





すぐに承知してくれ、みんなのいる病室へ戻った。




「あれ、…話はどうなったの?」






蒼空が不思議そうに言う。





「みんなと一緒の方がィィと思って来てもらった?みたいな。」





亮汰が言うと、双子はキョトンとしていた。




「ま、そーだろな。唯奈最近人間になったからな。」





海斗が冗談混じりで言う。




その言葉に不安な空気が吹き飛び、私と李來以外みんな笑った。






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