龍鬼と私。
「俺海斗!」



「双子なんだけど、俺が弟の蒼空。」



双子が早速自己紹介。



「俺、亮汰。」




双子に続いて亮汰が話す。





「俺は副総長の楓、そして総長の俊。」




彼はびっくりもせず自分の事を話す。




「俺は花田李來-ハナダリク-…普通の高校生だな…。」



少し考えながら言った李來に海斗が言う。




「ったりめーだろ!(笑)族だったら知ってるって、かなり仲間多いとこはわかんねーかもだけど、大体わかってる。」



「唯奈、李來だって…何か思い出した?」




蒼空が聞く。






「うーん…全然。」




「そんなすぐには思い出せないよね。」





蒼空が言う。





「もし嫌じゃなかったら、俺の知ってる唯奈の過去話そうか?」




李來の言葉に胸がズキンとなった。



「…。」



私はうつむき黙り込む。









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