龍鬼と私。
「何で怒られるの!?そこは、“ごめんなさい”でしょー!?バカー!!」



私は更にイラついた。
結局四人でご飯を食べて、蒼空は何回も謝るから笑った。




「嘘、嘘。蒼空を怒ってないし、嫌いでもないよ。大好きだもん♪」






ぶーーーーっ!!!!!!


…汚なっ。



3人は一斉に吹き出し、私の後ろを指差す。
そこには楓と俊の二人が立ってた。




「唯奈、蒼空の事が好きなの?」



目をまん丸くして言う楓に私はキョトン。




「好きに決まってるじゃん。」



蒼空はアワアワと口をパクパクさせて金魚みたいになってる。



亮汰と海斗は笑っている。
楓も私の口調にニヤついた。




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