龍鬼と私。
1人の男がこっちを見ている。


が、今は殺る気になれなかった。
無視して私は伏せて眠った。




「唯奈、ゆーいー!!!」



「何。」




「やっと起きたあ☆終わったよ♪」




「そう。」




席を立ち上がり、玄関へ向かう。
外がやけに騒がしい。






「唯奈、見て!!!龍鬼VS50人くらい!!!」




くらいって(苦笑)




「あ、うん。スゴイ、スゴイ。」



私が棒読みすると




「もーっ!!少し見てくる。」




そう言い走り出す千夏、それを仕方なく追う。




好奇心旺盛なのはィけど…心配だ、本当。






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