龍鬼と私。
みんなsid


「あーあ。あんな言い方したら、ダメだろ。」



楓が俊に言う。



「ヤキモチだって素直に唯奈に言えばィィのに。」




海斗がニヤニヤとした顔で言う。





「つーか、追いかけなくてィィのか?」




亮汰の言葉に無言で動く俊。




「どっちも素直じゃないなあ。」




蒼空が呟きみんなが頷く。




数分後、更に機嫌を悪くした俊が戻って来た。





「げっ……俺、殺されそうな気がする。」




『俺も……』




亮汰の言葉に双子がハモる。




「アイツといた…。」



「アイツ?……もしかして、李來のこと?」





楓が俊に聞くと頷き、更にイライラさせていた。





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