龍鬼と私。
そんなある日…




「ただいまあ。」






…………………。





「お、お母さん!!!!!!」







私は凄く焦った。






リビングに行ったら、母が倒れていた。




無我夢中で救急車を呼び、幼馴染みのお母さんにも連絡した。





救急車を呼ぶのは、初めてでパニックになるし、目の前の光景を目にしているから、頭の中が真っ白になった。









ピーポーピーポーピーポー……………。







私は必死に母の手を握りしめ、救急車の中で祈っていた。






が、神様はこんな時、何をしているのか。








ブォオオン、ブンブンブーン、ブォオオン……………







救急車の前がやたら煩い。








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