龍鬼と私。
「俺の着替えしかないけど…よかったら着て☆」



蒼空が優しく微笑み言うが…




「要らない、何で…逃がすの。私はあんた達が嫌いだし、宣戦布告した女なのにどうして………」





私は震える身体、震える声で言った。





「何かあったんでしょ?………今日の唯奈ちゃん怖い。」




海斗が言う。






怖い…?私が…?




「人…殺しそうたぞオマエ。」




俊に言われて目の前が真っ暗になった。







「殺してやりたかった…千夏を殺した奴らを…楽しんでた奴らを…笑った奴らを…。今朝…千夏が死んだ。ナイフで数ヶ所刺され………」




!?!?!?!?!?





話の途中で俊が私を抱き締めてきた。







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