龍鬼と私。
「もうィィ。オマエ…涙も出ねーのか。でも…泣いてんだろ?…………。」




何も言えなかった。





私のたった1人の大切な人…。






母が亡くなってからずっとそばに千夏がいてくれたから、今の私があるのに…。






なのに…もう千夏は居ないんだ…。




「座れよ…。」





そのまま私はソファーに座らせてもらい、俊が隣に座った。




私は放心状態…身体、精神ともに疲労でいつの間にか眠ってしまった。








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