龍鬼と私。
「俺ら龍鬼のOBで元11代目の幹部。もしかして、昨日の件の関係者だったり?」



「昨日?」



私は首を傾げると違う男が言う。





「こいつら女殺しただろ。」





「………………。」




「その子の友達か?」




「親友だ。」




「そうか…。もうこの辺にして教室行け。」



「オマエらにそんなこと言われたくないし邪魔だ。」





私は冷めた口調で言い、その場を立ち去ろうとした。






「唯奈ちゃん!!!!」




蒼空が叫ぶ。




「何で…。」





龍鬼が来ていた。




「朝から激しい女の子やなあ☆」





OBの人が言う。





「色々とあってね。サンキューまーくん♪」




海斗がまーくんと言う関西弁の人に言う。
まーくんらは手を振り教室へと入って行った。






苛立つ私をよそに海斗が言う。




「もうやめなよ、見てるこっちが辛い。」




「煩い。私に構うな。」





私はスタスタと歩き教室へと向かう。







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