龍鬼と私。
「私は…どうしたらィィの?」




「そのままでィィ。自然にわかる。」




俊がそう答える。





自然に……か。





「いっそのこと、龍鬼の姫になるとか☆」




「何それ。」




海斗が言っている事が全くわからなかった。




「龍鬼みんなで守る女の子だよ。」




蒼空が言う。




「え………私守られなくても…。」






「あ、そうか☆じゃあ、最強の姫だね♪」




海斗が嬉しそうに言う。




「どういうこと?」





「唯奈ちゃんなら、一緒に喧嘩できるね。勿論、良くない族と。喧嘩仲間は大丈夫。」





楓が言う。




「喧嘩仲間?」






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