龍鬼と私。
楓が説明し終わると、海斗が元気よく言う。





「唯奈ーー!!!!みんなで海行きたいよなー?キラキラ」





海斗が目を光らせ訴える。






蒼空が海斗を抑え何やら納得したらしく、口を開く。







「コラ、そんなに言い寄るな。俺も反対。」



「何でだよ!!!!」





海斗が蒼空にふてくされ怒ったように言う。





俊は“そーだろ?”と、言いたげな顔。




「はい、stop!!」






楓が止める。






「海に行くくらいィィんじゃないの?」




私が発言すると楓は頭を悩ませるポーズをする。





「だよな♪」





海斗はそう言い、また笑顔になる。





「ダメだ。」




俊がまた言う。





「何で?」





今度は私が言う。





そう聞くと蒼空は困ったようにする。
俊は顔が何故か赤い。
亮汰は顔を漫画本で隠しているが、クスクス笑っているのがわかる。








「オマエ、水着になるだろ?…」




俊がボソッと言う。






< 67 / 180 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop