龍鬼と私。
「コイツ空っぽだぜ?味噌はいってねーよ。」




バカにしたように言うのは、キョウヤと呼ばれる人。




「いやいや、キョウヤさんもですー。」




これまた蒼空が棒読み。





「ィィ格好だな、オマエら。」




俊までもが煽るような言い方。





俊は敬語すらなかった。





「はぁ…バカばっか。」




私が呆れるように言う。





「ぁあ"?」




キョウヤに睨まれ…………てない。
何故か近くにくる。





「あっれー♪可愛い子いるじゃーん☆」



そう言うキョウヤを殴り飛ばし、ヒロに肩を抱かれた私。







「え…。」



「俺の看病してくれよ♪骨折しちゃったんだよー♪」




バコ!!!!!!





俊がヒロを吹っ飛ばした。





「ってーな!!!」




無視して蒼空が話を切り出す。






「次はうちだな。」





その瞬間静かになった。




ヒロとキョウヤな顔には“悔しい”とでも書いているような顔をしている。








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