その温もりを。


「北見くん、わたし

北見くんが転校してきたときから


ずっと好きだったの!!

わたしとつき合って!」


ひとつの空き教室に北見と松原さんの姿があった。


ばれないように息を整えて

隅に隠れる。



「悪いけど、オレさー

「木下さんのことが好きなんでしょ?」

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