その温もりを。


北見は目を見開いて驚いた表情を見せた。



「ごめん、松原。

オレ、チョコも気持ちも受け取れねーわ。


琴名がやっと、オレを好きって言ってくれたからさ。」



北見はわたしを抱きしめた。




「……っ…」



松原さんは出ていってしまった。




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