その温もりを。









………チュッ









「苺の味するな。」



…………


……………えぇぇ!?!?!?



ベシャッ

思わずアイスを落としてしまった。

「あー、もったいねー!!おい、琴名…ハハッ 真っ赤」


今のって……キス!?だよね…。



「もしかして…初めてだったとか?」

北見の顔が真剣になった。

「…当たり前だよ、バカ。」

「ごめん。可愛くて思わずさ。」

北見は手の甲でわたしの唇をゴシゴシと拭いた。






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