その温もりを。


「ありがと…」


「~…かわいいっ!!」


北見はいきなり抱きしめてきた。


「ちょっ…北見!!」


「ヤバいって!!

なんで琴名はそんなに可愛いわけ!?」



周りからヒューヒューと冷やかしの声。


「…///」


わたしの顔は、恥ずかしい気持ちと

みんなへの怒りの気持ちで真っ赤だった。



「もうっ!!みんなでからかわないでよっっ!!」


「あははっ、照れてる!!」


わたしの言葉を聞かずに深帆は笑ってきた。


ばか深帆っ!!
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