その温もりを。


まぁいいや。


「じゃあ、もう寝よう。」

わたしが立ちあがると


「きゃっっ…」



ドサッ



北見に腕をつかまれ

わたしは北見の胸の中へ。



「なっ…北」

「好きだ、琴名。」

「知ってる…」



「琴名は?」



え…?


「琴名はオレのこと好き?」

っ…………。



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