君はかっこいい。

それは、

「好き」とか、

「愛する」とか、


そんなくだらないものではないんだ。


その感情はいつしか、

完璧に歪んだ。


なんで?
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

僕がこんなに焦がれているというのに、

どうして君は僕を見ないの?

どうして皆に
いや、

クズどもに笑顔をばらまくの?

忌々しい。
そんな君を見るのはうんざりなんだ。


殺してあげる。
僕のものにしてあげる。

その真っ白な肌も
綺麗なピンク色の唇も
大きな瞳も
長いまつげも
ストレートな真っ黒の髪の毛も。



  全部、僕のものにしてあげる。
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