【中編】『Love Step番外編』星に願いを
この人を一族の呪縛から護る事があたしの運命だった。

だからこそ、あたしたちは巡り逢い、そして今運命を大きく分ける扉の前に二人で立っている。

それがあたしの誕生日だった事も全ては必然だったのだと思う。

あなたを愛している

決して春日の手駒になるような事はさせないから。


パパ…


どうかあたしに彼を護れるだけの勇気と力を下さい。


どうかあたし達をずっと見守っていて下さい。


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