ありさ物語


「しかし、なんでクリスマスイヴが嫌いなんですか?」


僕はコーヒーを一口飲んだ

お姉さんは言うのか迷ったのか少し考えたあと


「いいわよ。これからも1人で悩むのも辛いし…」

といって悲しそうな目をした



「でも、話は長くなるけどいいかしら?」


お姉さんが悲しそうな顔するなんて…
話を聞いてお姉さんに少しでも楽になってほしい気持ちと興味があった

僕とおじさんは同時に頷いた





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