初恋❤初めての好きのカタチ

しばらく歩いていると

「あ!」

又恭弥君が何かを思い出したようだった

「え?どうしたの」

「あぁ、いや・・・買い忘れたものがるっただけ」

「え!大変、今から行こう?」

「いや、いいよ。ついでに買おうとしただけだし。それに明日渡すわけじゃないし」

渡すって・・・

「誰かにプレゼント?」

そう訊くと、

「あ、あぁ」

少し、恭弥君の頬が赤くなった。

「もしかして、彼女さん?」

「いや、まだ・・・」

って、ことは、

「片思い?」

「あぁ・・・」

恥ずかしそうに言った。

「へぇ~、がんばってね!応援するよ!」

「え?あ、あぁ。ありがとう」

恥ずかしそうに礼を言ってくれた。

でも、なんでだろ・・・

なんか、胸かな、チクってする・・・

なんだろ・・・

まぁいいや

そしてあっという間に家の近くまでついた

「今日も送ってくれてありがとう」

「いや、別に・・・」

「それじゃ、バイバイ」

そして小さく手を振った

「おう・・明日な」

と手を振って帰って行った
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