全ては朝焼けがくる前に。





『パパー!!ごはんたべたー??ぼくはねぇ、ばぁばのおうちでエビフライたべたよぉ』



可愛らしい声に



「颯太~、いい子にしてるかぁ??パパはコンビニのカレーだけどなー」



会社でもここでも、聞くことなんて出来ない知らない彼の声。



『康太、明日の朝には着くから』



そして、綺麗な声。



「あぁ、気を付けてな」





そう、康太さんには綺麗な奥様と子供がいる。




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