全ては朝焼けがくる前に。





それからは普通に上司と部下として、過ごしてきたはずだった。



毎日忙しくさせて、何も考えないようにしてた。





そんなあたしに転機が訪れた。



『松原、出張だ』



松原とはあたしのことで。



あたしは『分かりました』と、プリントを受け取った。




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