幸せのカケラ
その後、あたしたちはイルカショーを見た。
お昼は水族館内のレストランで食べ、再び回った。
そして、夕方。
あたしたちは館内を出て、観覧車に乗った。
ゆっくりと回る観覧車。
ゆっくりと上る景色。
「今日は楽しかったね~」
「だな。また来よう」
「約束ね♪」
「あぁ、約束」
あ、そろそろ渡そうかな。
「翔。これ、作ったの!」
あたしはマフラーを渡す。
「すげ…」
ラッピングした袋からマフラーを取り出すと、翔は首に巻いた。
「似合う?」
「すっごい似合う」
「サンキューな、美乃里。俺からは…これ」
差しだされた可愛いラッピングされた箱。
あたしはリボンを取り、中身を見る。
「っ!翔…これ…」
中身は……
指輪だった。
お昼は水族館内のレストランで食べ、再び回った。
そして、夕方。
あたしたちは館内を出て、観覧車に乗った。
ゆっくりと回る観覧車。
ゆっくりと上る景色。
「今日は楽しかったね~」
「だな。また来よう」
「約束ね♪」
「あぁ、約束」
あ、そろそろ渡そうかな。
「翔。これ、作ったの!」
あたしはマフラーを渡す。
「すげ…」
ラッピングした袋からマフラーを取り出すと、翔は首に巻いた。
「似合う?」
「すっごい似合う」
「サンキューな、美乃里。俺からは…これ」
差しだされた可愛いラッピングされた箱。
あたしはリボンを取り、中身を見る。
「っ!翔…これ…」
中身は……
指輪だった。