初恋は涙の味

その瞬間、その場にいた全メディアの目が光った…気がした。


さあさあさあ!
もっと聞いてこいやぁぁ!!


この時の俺は明らかにおかしかった…。


「ズバリ。その女性とは?」


キタキタキタァ!!


またまた俺は、
「髪がミディアムボブで、俺より年下…ですね。」
と即答。



ここまで言えばあいつも分かるよな…?


完全に勝った気分になった俺は、その後の質問など覚えていなかった。
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