夏風に吹かれて…(仮)
高校時代から、学校が終わると毎日の様に駅前の公園で踊ってた。


辛い事や忘れたい事があった時は夜通し踊っていた時もある。




さっき話しかけてきていたのは、一緒にチームを組んでいる怜(レイ)

2人だけのチームだけど、度々クラブイベントに出演したりと、ダンス活動は幅広くしてきていた。






それが生きがいで、何より大切な物。








──「美来…やっぱ今日元気無いよねぇ…あ…、でも美来はそういう時こそ踊るんだっけ?」


怜は私の事をよく理解してくれる。
相方であり、よき親友だ。


「その通りっ!!」

「よっし!んじゃ次のサビからさっきの振りでいこっ!」




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