夏風に吹かれて…(仮)
「まぁ、そう言わずにさ!今日は舞も一緒だしよ~」

「…舞も?」

「そ!久し振りだろ?んじゃ決まりな!8時にジャックスで!」

「え!?」


…まだ良いとも言っていないのに勝手に場所と時間を告げて行ってしまった。





私は、まだ新しい恋をする気も無ければ、恋自体もよく分からなかった。


私には誰にも言えない秘密がある…


その秘密が解決しない限り、私に恋は無理だと思っている。


でも誰にも言えない…幼なじみの拓也にさえ、友達にさえ…言えない秘密。
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