不良の護衛
かつあげしようとしたがり勉に俺は金をとられた
俺はかつあげしようとしたがり勉に金をとられた
「あぁ金ねぇ」
俺は短くなったたばこを踏みつけて言った
冷たい風が煙を一緒につれていくようにすぅっとふく
「あっ あそこにいい金づるいんぜ?」
俺と他のダチが発見したやつの見ている方をみた
「・・・・」
確かに模範生とも言うべきくらいのきちんとした制服の着方で黒ぶちメガネをかけて問題集らしき物を見ながら学校の裏口に向かってとぼとぼとかえっていっている男子生徒がいた
「ほんとだ ありゃぁけっこう金あんぜ」
隣に座っているやつがタバコを吸いながらいった
確かにいい靴にをはいているところからたぶん少しは金もちかもしれない
「なぁ 行くか?」
向かいにいたやつが俺にきいてきた
「あぁ」
するとすぐにはじめに発見したやつが絡みにいってそして少し話した後こっちへきた
「あの・・なんでしょうか?」
がり勉くんは少しおどおどして目を下に向けながらきいてきた
そりゃそうだろう こんな学校の裏口でみるからにがらの悪そうな4人に呼ばれて囲まれ、何もない訳ないくらい察しがつくだろう
「ねぇ財布出して 今金あるでしょ?少しもらうから」
さっきまで座っていたやつが立ち上がりタバコを挟んで持った右手でがり勉くんの前に立ち肩に乗っけながら言った
「嫌です」
がり勉くんは下に顔をおとして言った
「はぁ?だからお前に選ぶ権利ねぇの
はやく財布だせって」
タバコをもっているやつががり勉くんにさっきより強く言い もっていたタバコを首に押し付けようとした
(あーあはやく出せば痛い目合わずにすんだのに
どうせ何も抵抗できないがり勉くんは今からとことん痛めつけられて財布をとられるんだから・・・)
だが、それはハズレた
その瞬間がり勉くんは左手で乗っけられた腕をはらって、右手でそいつの左腕と左手で胸ぐらをつかみ、そして足をはらったあとかつぎあげた
「じゃけ、やだゆぅとんだろうが!」
一瞬だった..
そしてその後俺たち4人はがり勉くんにかつあげされた
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