~君という光~
「あら!なに、そのピアス。
 可愛いじゃない。」

よく気づくな…。
と思いながら

「うん、これお友達にもらった。」

といった。

「そう。良かったわね。」

あたしよりもうれしそうにお母さんが言った。

「さ、ご飯食べましょ。」

そう、お母さんに言われ食卓に向かった。
そこには門限を破ったため怒られた時以来顔を合わせていなかった父がいた。
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