~君という光~
あれから、何時間も時間が過ぎ今ランチタイムになった。

あたしは弁当を持って屋上へ向かった。

すると階段を上っている鈴音を発見した。
昨日、鈴音に話そうと思っていたことがあったからちょうどよかった。

あたしは階段を上り鈴音のもとへ駆け寄った。

「鈴音。」

あたしは鈴音の名前を呼んだ。

「なに。」

やっぱり鈴音は冷たかった。
あたしが話そうとしても鈴音は足を止めず階段を上り続けていた。

そして、鈴音は階段を丁度登りきったところで足を止めた。
あたしも後に続いて階段を上りきり、足を止めた。
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