~君という光~
「そして、鈴音があたしを利用していたことが分かった。」
「利用?」
「そう。鈴音があたしと仲良くしていたのは透真と仲良くなるためだったんだって。」
「そうか…。なんかごめんな。」
透真は何も悪くないのになんで謝るのだろう。
そんな顔をして…。
「ううん、いいの。透真が一回だけ何の連絡もくれずに屋上に来なかった日あったよね。その理由がその日に分かったの。」
「え…。鈴音といたことか…?」
「そう。あの日、屋上に向かっていた透真にあたしのお誕生日が近いという話をして屋上に行かせなかった。なんで鈴音は透真を屋上に行かせなかったんだと思う?」
「う…ん…。」
「あたしの辛そうな顔を見たかったんだって。いつも透真といて幸せそうなあたしに辛い目を合わせたかったんだって。」
「利用?」
「そう。鈴音があたしと仲良くしていたのは透真と仲良くなるためだったんだって。」
「そうか…。なんかごめんな。」
透真は何も悪くないのになんで謝るのだろう。
そんな顔をして…。
「ううん、いいの。透真が一回だけ何の連絡もくれずに屋上に来なかった日あったよね。その理由がその日に分かったの。」
「え…。鈴音といたことか…?」
「そう。あの日、屋上に向かっていた透真にあたしのお誕生日が近いという話をして屋上に行かせなかった。なんで鈴音は透真を屋上に行かせなかったんだと思う?」
「う…ん…。」
「あたしの辛そうな顔を見たかったんだって。いつも透真といて幸せそうなあたしに辛い目を合わせたかったんだって。」