~君という光~
あれから
透真という存在を知ってから私は大きく変わった。


いつも一人だったのに、今は透真が一緒にいてくれる。

今はまだ誰かがあたしと一緒にいるというのは慣れない。
だけど、”嬉しい”と”楽しい”っていう気持ちは芽生えてきたんだ。

「きいな、今度さ俺んちにこない?」

「え?なんで?」

「俺さ、すっげー面白いゲームもってんだ。」

「え!?いく。」

ゲーム好きのあたしには嬉しい話だ。

男子としかできないこんな会話。
中2の時はこの話を男子とするのが楽しかった。
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