~君という光~
その場を後にしたあたしは近くの公園に寄った。

その公園にあるベンチに座っていると、

「なぁー、そこのねぇーちゃんよぉ~。」

誰かが話しかけてきた。
あたしは当然無視をする。

「聞いてんのか?」

いいえ、聞かないようにしてるんです。
と心の中で思った。

「俺とどっかにいかねーかー?暇で暇で。」

そういってあたしの手首をつかんできた。
知らない人に手首をつかまれたあたしは、

「うるさい。さわるな。きもい。」

酷い単語を並べて言葉にした。
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