~君という光~
「どっちがいいのかな…。」

「2」

「うわ。待って!」

「1」

「……。」

「0!!」

どちらも選べないままカウントダウン終了。

「ずるい…。」

「ちゃんと5秒あったじゃん?」

そういって笑う透真。
その笑顔は卑怯だ。

「じゃあ…、どうしようかなぁー。」

ニヤニヤしながらそういう透真。

「え…。変なのはやめてよね。」
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