~君という光~
「そして3つ目は…、なんだとおもう?」

急に聞かれたあたしは

「わかるわけないじゃん。」

と言った。

「これは、きいなが決めることなんだけどな…。よく聞けよ?」

何だろう…。
あたしは唾をのんだ。

「2日後のクリスマスイブとクリスマス、俺んちに…「いく!」」

透真はまだしゃべり終えていないのにあたしは答えた。

「いや…。そういうのじゃなくて俺んちに泊まらないかって聞こうと思ったんだけど。」

あたしはすごく驚いた。
嬉しいけど、申し訳ないという気持ちがあった。

「でも、お母さんとか…。」

「許可は取ったんだ。」

透真が望んでいることなら。と思ったあたしは

「喜んで。」

といった。
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